龍が如くあるある「ムービー中に後ろから射殺されることが多い」
ごあいさつ
こんにちは、たちの悪い男です。
先日、『龍が如く6』をクリアしました。Steam版の発売に感謝します。
2年くらい前に『龍が如く0』をプレイし始めてようやく桐生一馬物語が完結を迎えました。
現在は『龍が如く7』をプレイしている途中です。序盤も序盤。
ターン制コンバットが苦手なので、クリアしたら感想を書くつもりです。
今回は0から6まで通してプレイした感想と、シリーズを追うかどうか迷っている方に向けた注意事項などを聞いていただきたく存じます。
参ります。
感想
ストーリーがあんまり印象に残らない
正直に申し上げてストーリー、あんまり覚えてません。
申し訳ございません。
なんか似たような展開が多くて。ちいかわ風に略すと「にたおお」
大体主人公が所属していた組織が何者かの裏切りや、ライバル組織による乗っ取りなどでいらんことになり、黒幕を突き止め、殴ってやめさせる。という流れ。
厳密にはすべてがそうではないはずですが、新しいシリーズをプレイするたび知らん奴に脅かされるので、それはもう知っているんだぜと思わざるを得ませんでした。
殴って落ち着かせたボスがムービーで心情を吐露している最中に、何者かがそいつを銃殺するという展開もしょっちゅうあります。
だんだんと新鮮に驚くことができなくなっていくこともまたストーリーに退屈する原因の一つです。
遊んでる場合じゃない
龍が如くシリーズと言えば圧倒的なグラフィックで描かれる壮大なストーリーと、神室町をはじめとする忠実に再現された街を自由に遊びまわる娯楽が印象的ですよね。
実際に私も神室町をミニマップ非表示で歩いて遊ぶほどには探索を楽しみました。
街歩きをもっと楽しくする遊び方はこちらの記事でご紹介しています
しかしどうにも龍が如くのストーリー進行と街遊びの相性が悪いように思えて仕方ありません。
特に私のような感情的なプレイヤーにとっては。
というのも、ストーリー上で誰かが危険な目にあうので助けに行ったり、何か重要な調査をする必要があるので感情的に寄り道どころじゃないんですよね。
子供連れ去られてんのにキャバクラ行けますかって。
ねえ。
いつも子供が連れ去られているわけではないですし、クリア後はストーリーに縛られることなく自由に探索をすることができるのですが。
それでも探索とやり残したサイドクエストのためだけにわざわざ何時間も遊ぶことはできませんでした。
しまいには野球チームを作る遊びをやってもらうために、あなたのせいでメンバーがたくさん抜けてしまったので私の代わりにチームを立て直してもらえませんかと強引な誘導をしてくる始末。
こちとら緊急で人捜してまんねん。堪忍やで。
せっかく娯楽が充実しているだけに、もうちょっと遊びと物語をうまく組み合わせられたらいいのにな、と思うことが多かったです。
キャラクターが素晴らしい
『6』までプレイし続けた理由がこれです。まじでかっこいい。
主人公の桐生さんの他にも、長い付き合いの真島兄さんや刑事の伊達さん。
桐生さんを兄貴と慕う兄弟分たちなど枚挙にいとまがありません。
敵対関係にある組織の中でも、仁義や男気にあふれる人物も少なくありませんでしたよ。
敵ながらあっぱれというやつです。
“敵ながらあっぱれ君”はほとんどの場合、肩が外れるほど憎たらしい奇人にムービー中射殺されますけどね。
ちきしょう。
ともかくグラフで表すとキャラクターの魅力はとびぬけてます。間違いなし。
個人的シリーズ最高傑作、『龍が如く0 誓いの場所』
これがすごかった。圧倒されました。
発売順的には『龍が如く5』の後に発売された本作ですが
私は時系列順にプレイしたかったので0から始めました。
ストーリーは曖昧にしか覚えてませんが、登場人物の魅力に引き込まれ、その生き様に心を動かされずにはいられなかったことははっきり覚えています。
特に主人公の桐生一馬と真島吾朗、彼らと深く関わる錦山彰や、ある盲目の女性などの運命に最後まで目が離せませんでした。
ストーリー以外も面白かったです。
特に不動産会社経営とキャバクラ経営が非常に面白かった。
本作の時代設定が高度経済成長期、バブル期を舞台としているので後のシリーズとは比較にならない大金を獲得できるのがすごく気持ちが良い。
恐らくゲーム中に一度もお金に困ったことがないので、何のストレスも無くお金を使って遊ぶことができるのが良かったです。
キャバクラ編ではキャストの女の子たちの衣装やメイクなどを自由に変更できたり、店舗で働くボーイとなって利用客の案内やキャストのリクエストに的確に答えたり、とキャバクラシミュレーターとしてかなり満足感がありました。
ミニゲームにしては作りこまれすぎている、と思わざるを得ません。
ついでにBGMもひと際気に入ったものが見つかるなどいいこと尽くし。
龍が如く0のものを含めたお気に入りゲームBGMはこちらの記事で紹介しています
こんなに面白かったら、この先のシリーズどこまで面白くなっちゃうんだ!?!?!?
と息を荒くしていたのですが
そこへ私に龍が如くシリーズを勧めてくれた友人が一閃
「龍が如くは『0』が一番おもろいから気ぃつけてな」(7を除く場合)
実際に『6』まで駆け抜けた後に振り返ってこうおもいます。
「おっしゃる通り」
シリーズを追うか迷っている方へ
龍が如くシリーズに興味はあるが長いし迷ってる方へ、はっきり申し上げます。
一旦『龍が如く0』だけでいいです。
まずこれをやってみてください。後悔させませんから。どうか。
それをクリアして気に入っていただけたら『龍が如く 極』と『龍が如く 極2』もやってみてください。
『極2』には『0』の後日譚も収録されていますのでね。
3から6は無理に追わなくてもいいかなと思います。今のところは。
シリーズで最初に『龍が如く0』をプレイする人へ注意
龍が如くシリーズで初めて遊ぶ作品が『0』の方はかなり注意してください。
エンディングでめちゃくちゃネタバレ喰らいます。
具体的に言うと、本作の登場人物がその後のシリーズでどんな活躍をしてどういう運命であるのかを丁寧に説明する文章がエンディングで流れるんですね。
これは『0』が『5』の後に発売されたからであると考えられます。まさか『0』からシリーズを追うやつはおらんやろ、と。
なのでエンディングのスタッフロールあたりはスキップしてください。
これにさえ気を付ければ安全に遊んでいただけると思いますので。
終いに
疲れたでしょう、ごゆっくりなさってくださいね。
なんやかんやと言いましたが、私は本シリーズを追いかけてよかったと感じています。
気になるところもあるとはいえキャラクターの魅力の前では些細なことです。
シリーズの新作や過去作のリメイク、さらには『7』の裏側が描かれる作品も予告されてますので皆さんも是非遊んでみてはいかがでしょうか。
それでは今回はここまで。
愛をこめて。
チンピラより。
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