【格ゲー】勝っても楽しくない人へ【報酬の研究】

研究

この記事の対象となるユーザー:オンライン対戦ゲームをプレイする人または継続的にプレイしたい人であり、ただ闇雲にプレイして勝ったり負けたりを繰り返すだけではあまり楽しめないと感じている人

この記事で解決したい悩み:対戦ゲームを楽しくプレイしたいが勝った時の喜びより負けた時の悲しみ、無力感、虚脱感、いらだちのほうが大きいのでうまく楽しめない。なんなら何も考えずに勝っても喜びを感じられないのでゲームをやめてしまう。

この記事で提案する解決方法:自分が対戦ゲームをプレイしていて最も楽しいと感じる瞬間と、最もつまらないと感じる瞬間を明確にしてそれに応じた取り組み方を考える

ご挨拶

こんにちは、ゲーム研究くんです。
Google AdSenseに敗北して1か月ほど入院していました。

こんにちは

さて、皆さま対戦ゲームはお好きでしょうか。
私もたくさんのゲームをプレイしてきました。

初めてゲーミングPCを購入して真っ先に遊んだOverWatch。
誰もPC版でプレイする友達がおらずやめてしまいました。

革新的な遊びで人気を博したSplatoonもプレイしましたね。
これもWii Uを買ってまで一緒に遊んでくれる友達がおらずやめてしまいました。

その後に始めたLeague of Legendsも、Apex Legendsも同じく続かず
1300時間プレイしたスマブラSPでさえ知らない人と対戦するオンラインマッチが楽しいとは感じませんでした。

はっきり向いてない。

向いてない、のですがそれでバッサリ切り捨てて2度とプレイしないのはもったいない。
なにより私が対戦ゲームを楽しんでみたいと日ごろから思っているのですから。

一応いろいろやってみている

今回はそんな私の脳が対戦ゲームで報酬を得るためにはどうすればよいか研究する記事です。
似た悩みを持つ方の助けになることができれば幸い中の幸いです。

上達するための技術を求めている方や、純粋に勝ちを喜ぶことができる方には物足りない内容であることをご注意ください。

Valorantの技術的な攻略記事はこちらから読むことができます

参ります。

楽しいと思う瞬間、つまらないと思う瞬間

一般的に対戦ゲームで最も楽しい瞬間はどこだと思いますかと問われて思い浮かべるのは
やはり勝負に勝った瞬間ではないでしょうか。
そりゃ対戦ゲームなので……

では、仮に勝った時しか楽しくないプレイヤーが、公平性のために意図的に試合の勝率を50%に近づけるようなマッチメイキングシステムのゲームをプレイしたとして、彼女(彼)が楽しめるのはプレイ時間の半分になってしまいますよね。

League of Legends/2009

もしそうなら私においてはLoLの1300試合スマブラSPの650時間は楽しめていないことになります。
えらいこっちゃでな。

それに加えて私は持ち前のマイナス思考を活かして、自分が勝っても相手がなにかミスをしただけなのではないかと考えることで、勝っても特に楽しくないことすらあります。
なのでプレイ時間の半分も楽しめない可能性も……

そら辞めますわな。ひとりプレイ用のゲームクリアまでの数時間ずっと楽しい状態を求めてしまうのも無理ないでしょう。

この状態を解消するためにはどうすればよいでしょうか。
負けも楽しめるようになれ、という乱暴なものではありません。

そのヒントは格闘ゲーマーアンケートにありました。

格ゲーマーアンケート

Guilty Gear Striveのランクマッチで6階の対戦相手に引退を考えるレベルで大敗し、泣きながら自キャラの攻略情報を探していたある日、こんな投稿を見つけました。

投稿されたのは4年前なので、今更アンケートに答えても仕方がないなと思いつつも
『自分を見つめなおす良い機会だと思うので』という文言に惹かれ参加してみることにしました。

参加した結果、数問の短いアンケートだったのですが確かに自分を見つめなおすことができたと思います。
皆様もぜひ一度やってみてください。

そしてアンケート内で特に重要だと感じた質問がこちら。

【格闘ゲームをやっていて、一番楽しいと思う瞬間を教えてください】
【格闘ゲームをやっていて、一番楽しくないと思う瞬間を教えてください】

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL/2018

この質問に答えるためにスマブラSPを含めた1600時間ほどの格闘ゲーム体験を思い返してみました。
そして私の回答はこうです。

一番楽しいと思う瞬間:事前に考えたり練習した戦略、戦術、対策がうまく機能したとき

一番楽しくないと思う瞬間:対抗策がわからず圧倒されて負けるとき。攻略情報を収集するのが困難であるとき。自分より優れたプレイヤーの動きを見た時に、うまくなるためには義務的に同じ動きをしなくてはならないと感じるとき。

私の脳は負けの中でも特に対抗策がわからず圧倒されることを嫌い、それを事前に考えた対策で攻略するのが楽しいようです。
どうやら単純な勝ち負けはそれほど重要ではないらしい。なるほど?

あともう一つ重要だと思う要素が、義務的という部分。
私の脳は事前に戦略を準備するのは好きらしいのですが、それが義務的に感じられると途端にやる気を失ってしまうようです。気難しい。

報酬を再定義する

ここでの報酬とは「楽しいと思う瞬間、ゲームをプレイする動機」のことを指します。

”一般的”に対戦ゲームの報酬としてイメージされる”単純な勝利”
”個人的”に対戦ゲームで”最も楽しいと思う瞬間”に置き換えてしまいましょう。

例を挙げると練習したコンボを実践で成功させたとき、といった具合です。

Guilty Gear Strive/2021

私の場合は、事前に用意した戦略や対策が対戦内でうまく機能したときです。
ただし、義務的にならないよう気を付ける必要があります。

続いて、自分に適した報酬をイメージできたらそれに応じた取り組み方を考えてみましょう。
試合の勝敗よりも自分で設定した報酬を踏まえた目標の達成を重視したものがいいですね。

例えば私が格闘ゲームに取り組むときはこのようになります。

⓪前提としてプレイ人口がある程度多く、コミュニティが活発で攻略情報が手に入りやすいタイトルを選ぶ

①攻め/逃げ/地上/空中/大胆/慎重など漠然と動きのスタイルをいくつか準備する

②必要ならキャラクター毎の具体的な戦術や対策を用意する

③オンライン対戦で戦略がうまく機能するか検証する

④うまく機能しなかった場合その原因を特定して改善する

これを繰り返せば勝ち負けをそれほど意識せずに楽しんでいるだけで知らず知らずのうち上達し、
勝利が結果としてついてきてくれることでしょう。

取り組みの例

知人にも先ほどのアンケートに回答してもらい、それをもとに報酬と取り組み方を考えてみました。

知人Aの場合

楽しい瞬間:味方との連携がハマった時、相手を出し抜いた時

取り組み方の例(OverWatch2)

⓪可能ならボイスチャットやピンでコミュニケーションを図るか、プリメイドのパーティでプレイする

①コンボピックやカウンタープレイ、相手の心理を逆手に取ったトラップなどを事前に考えたり、調べておいたりする

②対戦でうまく機能するか試してみる

知人Bの場合

楽しい瞬間:できなかったことができるようになった時

取り組み方の例(League of Legends)

①今の自分にできてないことで必要な要素のリストを作る

②試合ごとにリストの中の要素を踏まえていくつかの目標を立て、達成を目指す

③未達成の場合はリプレイを観るなどして原因の特定とその解決策を考える

取り組み方の例については書き起こしてみると思ってたより普通の内容になってしまったように感じますが……

私のように試合の結果に心を乱されてしまいやすい方には、試合の勝ち負けでなく自分で定めた目標の達成に集中してプレイすることがおすすめです。

しまいに

お疲れ様です。

私と同じ悩みを持つ方の助けになればよいのに、と書き始めた今回の記事ですが
果たしてどれくらいいらっしゃるのでしょうか。
そもそもいらっしゃるのでしょうか。

逆に一人もいなくてもそれはそれで面白いですけどね、特別感があって。

他の言語に翻訳して発信しても誰一人として共感を得られなかったら歴史に名を残してください。
2023年に変わった悩みを持つ孤独な奇人が居たらしい、と。

それはそうと次回以降に書きたいテーマがあるのですが、Google AdSenseの基準を満たさなさそうで尻込みしてます。
まじで反逆してみようかな。AdSenseに、ひいては資本主義社会に。

AdSenseの基準を無視するなら次の記事はホグワーツレガシーのレビューです。

といったところで今回はここまで。
ご覧いただきありがとうございます。

愛をこめて。

ブロンズより。

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