【スト6】『ワールドツアー』をレビュー

レビュー

アバター作って、洋服着替えて、通行人にスクリューパイルドライバーできるゲーム。

ご挨拶

こんにちは、ドライブブロガーです。
ドライブゲージを2ブロック消費して強力な記事を書くことができます。

今回は、スト6の1人用ストーリーモードである『ワールドツアー』をクリアしたのでそのレビューです。

クリアまでにかかった時間はおよそ30時間です。
思ってたより長く遊べてうれしい。

そして1点、軽度のネタバレに関して注意事項があります。

今回のレビューではストーリーの核心には触れませんが、一部物語の雰囲気に言及する部分があります。

ネタバレのない部分と、雰囲気バレ(?)に該当する部分はページを分けていますので誤ってネタバレを見てしまう可能性は低いと思いますが、物語の雰囲気を知りたくない方はご注意ください。

『ワールドツアー』をレビュー

気になった部分(不満点)と良かった部分{満足点(?)}に分けてご紹介します。

気になった部分

ここからは不満点を含む、気になった部分を述べていきます。

多人数戦闘の飛び道具

Street Fighter 6(2023)

ワールドツアーでは多人数相手に戦うことがあります。
その際、敵の間に挟まれるような状況は危険。

特に飛び道具を使用する敵複数人に囲まれると大変なんですね。
ドライブパリィで前後両方の攻撃をガードできるのですが、近寄るのが難しい

ドライブインパクトは2発しか受け止められないので割られるし、ジャンプは上手いこと飛び道具を踏まないようにせんといかんし。

常に画面の上にいるドローンタイプの敵が多いと、近寄った後にジャンプ攻撃を当てに行ったらミサイルの持続に当たって置き技対空されるし。

特定の勝ちパターンにうまく入った時は楽に勝てるものの、相手の弾幕に飲み込まれたらしばらく動けないのが少し苦(にが)かったです。

もしかしたら効率のいい勝ち方があったのかも。

冷蔵庫とサーバーが強い

扉が閉まってるとアーマーあるし、冷蔵庫は開いたら食材が飛んでくるし、サーバーはしゃがんで扉が開くのを待ってると吸い込まれて投げられるし。

どうやって倒す?

正しい倒し方を知らないとかなり辛い敵キャラクターでした。
ちなみに私は勘で戦ってます。

拠点での時間経過が味気ない

拠点にインタラクトして「DAY TIME」と「NIGHT TIME」の2択を選ぶと絵が切り替わって、外の時間が経過している。

ロールプレイを楽しむにはプレイヤーの想像力に委ねられすぎだと感じたこの演出のシンプルさですが……

ワールドツアーモードでは頻繁に昼夜の時間を切り替える必要があるので、時間経過にいちいち演出を挟むとテンポが悪くなるのだと思います。
それゆえの必要な取捨選択だったでしょう。

本作の本質もロールプレイというわけではなさそうでしたのでこの点は、気になったとはいえ、問題なしだと考えてます。

(恐らく)レジェンドファイターとの会話は見返せない

佇んでいるレジェンドファイターたちに話しかけると3~4種類の汎用会話をいつでも聞くことはできるのですが
好感度やスタイルランクが上昇した時の会話は、さすがに後から見返すことはできなそう。

もう一度見るためにはワールドツアーを初めからプレイする必要があるのかも。
できれば簡単に見返す機能が欲しい……!

作中のムービーやイラストギャラリーモードで見返せるのでこれ以上を望むのは贅沢かもしれませんが、会話の全てをスクリーンショットなどで保存するのは大変なので、ゲームシステムに頼りたいところです。

見つけてないだけで既に存在してたら申し訳ない。
その場合は後で編集します。

好感度の上げ方を勘違いしていた(私の過失)

トラックを破壊するバイトを何十分も続けて得たお金を全て、プレゼント専用アイテムに替えてレジェンドファイターに貢ぎ続ける毎日。

ショップで購入できる、1つ約1000~4000ゼニーのプレゼントを1つ渡すと好感度が最大で5上がるのですが。
18人いる師匠に対して、これを1人ずつ好感度が100になるまで繰り返してました。

これに関しては完全に私の勘違いなのでゲームの問題ではないのですが……

同じ失敗をする人が現れるのを防ぐ意味を込めて、念のために書いておきます。

ストーリー以外で気になった部分は以上です。
ストーリーについては、意図しない雰囲気バレ回避のため次ページで言及しています。

良かった部分

ここからは良かった部分とリーフェンについて述べていきます。

アバタークリエイトを頑張れる

顔のパーツや体型を非常に細かく設定できるのが嬉しい。

有名人やキャラクターに似せて作ったり、人によってはクレイジーな見た目のアバターを作って楽しんだりしてますね。

頑張ればかわいいアバターを作れるのもありがたい点でしたよ。

↓なないさんの動画を観ながら作ったアバターがこちら↓

Street Fighter 6(2023)

正面にしては耐えてる。

着替えが楽しい

アクセサリーは2つまでしか同時に身につけられないものの、ちゃんと着替えを楽しめるくらいの洋服が用意されてました。

訂正:アクセサリーを2つしか身につけられないとしていましたが、スキルツリーでアクセサリーの装備可能スロットをもう1つ追加することができました。

本作は身につけるアイテムによってキャラクターのステータスが上昇したり特殊効果を得られたりする『性能装備』と、見た目だけに影響を及ぼす『見た目装備』の2種類の装備を同時に装備することができました。

なので性能の良いアイテムを装備しながら、見た目は自分の気に入った服装の組み合わせで攻略を目指せるんですね。
見た目装備がムービーに反映されるので、この機能は非常にありがたかったです。

また、ゲーム内で着用可能なオニツカタイガーのスニーカーやコラボTシャツなどが配布されていたこともあり、アパレルブランドとのコラボアイテムの可能性を感じます。

ムービーが多い

本作はマイアバターが登場するムービーが多いので、頑張って作ったアバターが動いているところをたくさん見られて嬉しいです。
なのでアバターの作り甲斐もありますね。

またレジェンドファイターたちとの出会いのムービーは、彼ら彼女らがレジェンドたる所以を感じさせる迫力がありました。

イラストも多い

レジェンドファイターたちとの会話でイラストが挿入されることがあるのですが、これもまたムービーとは違う良さがありました。

ルークが遊んでるアプリの小さいイラストとか、修行をしていない普段のリュウを描いた大きいイラストなどレジェンドファイターの戦い以外の側面を知ることができて楽しい。

1度見たムービーとイラストはギャラリーモードでいつでも閲覧可能なのもうれしいですね。

多人数をまとめて倒したときの爽快感

ドライブインパクトやスーパーアーツで多人数をまとめて吹っ飛ばしたり、倒したりするのはストリートファイターシリーズで味わったことのない爽快感を得られました。

相手の攻撃のスキに反撃を決める『プレッシャータイム』という演出もヒットストップが大きかったり気持ちいい効果音がなったりと、1人用ゲームモードとしての楽しさをしっかり味わうことが出来ました。

レジェンドファイターたちに弟子入りできる

はっきり神。

ルーク教官から始まり、春麗先生の教室へ招いてもらったり。
彼らが律儀にメッセージを送ってきてくれたり、いろいろ世話を焼いてくれたり…

師匠たちの戦い方を教わって、それが上達すると褒めてもらえたり。
贈り物をしたら話を聞かせてもらえたりするんですね。

ワールドツアーモードでは現在プレイ可能な18キャラ全員に弟子入りできるので、弟子をとっている姿を全く想像できないジュリちゃんにも入門できるのですが、どのような経緯で弟子入りするのか気になった方はぜひプレイしてみてください。

今まで『見た目と技が違うプレイアブル当たり判定』程度の認識だった格闘ゲームのキャラクターでしたが、マイアバターを通じて師弟関係を築くことで彼女らのことを『師匠』として認識することができたのがワールドツアーモードで最も価値のある体験だったと思います。

もうクソキャラとか口が裂けても言えません。
師匠なので。

必殺技カスタマイズが楽しい

レジェンドファイターに弟子入りすると、彼女らの戦い方のスタイルといくつかの必殺技を教わることが出来ます。

教わった必殺技はコマンドの重複がなければ最大8つまで同時にセットでき、これとスタイルの組み合わせで自分だけの戦い方を構築するのが楽しかったです。

キャミィスタイルに波動拳を合わせたり、ダルシムスタイルにスーパー頭突きを組み合わせることもできます。

スタイルは18キャラ分用意されているので、自分のアバターの見た目や設定に合う動きが見つかると思いますのでそれも良いところですね。

この部分においてはロールプレイの遊びができて楽しかったのを覚えています。

細かい部分のこだわりを感じる

本作は開発チームの細かい作りこみやこだわりを感じさせる要素がいくつかありました。
例えばメッセージアプリでのメッセージ送信間隔(速度)が人によって違うところ。

コンピューターや携帯電話の扱いになれているリーフェンはとても速く、携帯電話をあまり利用しないリュウはゆっくりとメッセージを送信してくるなど。

他にもダンのサイキョー流道場がメトロシティ内のどこかにあったりします。
探してみてネ。

リーフェン

かわいい。

良かった部分については以上です。

ストーリーの雰囲気バレを含む気になった部分は次ページに載せています👉

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