【スト6】キーボード勢がゴールド到達までにやったこと

その他

みんなでゴールド行こう。

ご挨拶

こんにちは、キーボード勢です。
2P側の昇竜拳と真空波動拳コマンドが苦手です。

スト6のランクマッチを遊んでいたら認定マッチでゴールドから始まって焦ったので
今回はゴールドへ到達するまでに私が行った取り組みの記録です。

ゴールドへ行きたいスト6プレイヤーの方に参考にしていただければ幸いです。

ちなみに今回私が使用した操作タイプはクラシックです。
対空が難しい。

それでは参ります。

ゴールド到達までにやったこと

順番に紹介します。

基礎

Street Fighter 6(2023)

基礎というと曖昧ですがスト6のチュートリアルに書いてあることは一通り目を通しておきました。

本作のシステムの解説に加えて、差し合いの概念や対空への意識など格闘ゲームの駆け引きについても知ることができて非常に質のいいチュートリアルでしたので、まだご覧になられていない方はぜひ。

キャラクター選び

画像はStreet Fighter6公式ウェブサイトより

ルークと、DJと、キャミィで迷いましたが一旦ルークで。

ここは自分の好みのキャラクターでいいと思います。
ランクの上げやすさはキャラクター毎に差があると思いますが、楽しめるかどうかが最も重要ですのでね。

キャラクターガイドを見る

キャラクターガイドでは技の特性の解説も重要なのですが、私が注目したのは最後の方にある『キャラクター動かし方の基本と応用』の部分。
ここでは私が格ゲーで最も難しいと思っている立ち回りとガード崩しのガイドをしてくれています。

中距離の牽制に使う技、牽制を嫌がってジャンプする相手を落とす技、近寄って相手を崩すときに使う技などを知ることができ、実践で何をしていいか迷うことが少なくなります。

ランクマッチではガイド通りに技を使ったり、相手を崩しに行くと上手くいくことが多かったです。
ルークでいうたら、中Kとサンドブラストで突いて、下強Pやライジングアッパーで対空して、近寄ったら投げたり打撃したりする、といった具合でしょうか。

使うコンボを決める

本作はドライブゲージやSAゲージの影響でコンボがたくさんあってどれを使えばいいか迷ってしまうので、使うコンボを対戦前に決めておきました。

私はプロの方と比べて格闘ゲーム経験が浅いので、紹介した動画のマゴさんのようにわかりやすく整えることはできませんでしたが、とりあえず自分なりにコンボをまとめてみましたのでご覧ください。

難しくないコンボ限定
 →小技1:下弱P>弱ナックル

  小技2:下弱P>ODナックル>SA1orSA2or中ナックル>SA3
  メモ:倒しきり

  小技3:下弱P>ODナックル>DDT
  メモ:中央で起き攻めが欲しいとき

 →CDR1:CDR>下弱Por下中Por後強K>下強P>タメ弱ナックル>PR>強P>強アッパー
   メモ:起き攻め付き、ステップ投げが埋まる。強アッパー部分はアベンジャー→ノーチェイサーにするとダメージを少し落として運ぶ距離を増やせる。

  CDR2:CDR>下弱Por下中Por後強K>下強P>タメ弱ナックルorODナックル>SA1orSA2or中ナックル>SA3
   メモ:倒しきり。Dゲージがある時は積極的にODナックルへ。

 →端1:下強P>タメ弱ナックル>中ブラスト>中アッパー

 →壁1:前強P→強Ptc>強ブラスト>強アッパー

 →その他1(存在だけ知ってる)(やらなくていい):ジャスト中ナックル>PR>強P>ジャスト弱ナックル>アベンジャー>P派生『ノーチェイサー』

  端2:ジャスト弱ナックル>J中P>エアナックル>SA

★弱ナックルがジャストになった時は強ナックルが入ります。端では強ブラスト>強アッパーが繋がります。

※OD=オーバードライブ版の必殺技
※DDT=ODフラッシュナックルの派生攻撃
※SA=スーパーアーツ。SA1なら1ゲージのスーパーアーツのこと。
※CDR=キャンセルドライブラッシュ。通常攻撃をキャンセルして繰り出すドライブラッシュのこと。
※PR=パリィラッシュ。ドライブパリィから繰り出すドライブラッシュのこと。
※tc=ターゲットコンボ。ルークの前強P→強Ptcは特殊技『ダブルインパクト』のこと。
※J=ジャンプ。J中Pならジャンプ中パンチのこと。
※端=画面端限定コンボ。
※壁=壁張り付き限定コンボ。ドライブインパクトで相手が壁やられになった時に使う。

な、長い……

これらコンボはなるべくミスしないように比較的簡単なもので、まずはこれを実践で成功させる確率を高めていくことが重要となると考えてます。

ルークの難しいコンボはたくさんあるのですが、モダン操作を使わずクラシックをやっているプレイヤーとしては、やはりコンボミスがあるとモダンのプレイヤーに置いて行かれますので、まずは簡単なコンボを、丁寧に成功させることから始めるのが良いと考えてます。

あと倒しきりの状況以外は、コンボを完走した後に起き攻めが可能なものが良いとされているので、なんとなく意識して使うコンボを選べると良さそうですよ。

起き攻めの手札を用意する

相手がこけた後や、先ほど調べた起き攻め付きのコンボを成功させたら起き攻めのチャンスがやってきます。

起き攻めの手札が少ないと相手に起き攻めを脱出されやすくなりますので、ここはサボらずに調べておきましょう。
だいたい4~5つ選択肢があれば十分だと思います。


プロゲーマーのACQUAさんが投稿されたこちらの動画で、起き攻めの読みあいが分かりやすく解説されています。

私は打撃重ね、投げ重ね、投げ抜け誘い(後ろ歩き)、上ジャンプを使ってました。
これに加えて遅らせ投げもやってみようかな、といった感じです。

起き上がりの手札を用意する

起き攻めの手札を考えるとき、起き上がりの選択肢もついでにそろえてしまいましょう。

自分の起き攻めが、相手のどの起き上がり行動に勝つか、負けるか、引き分けかを考えるうちに身についてくると思いますよ。

私はしゃがみガード、前ジャンプ、遅らせ投げ抜け、無敵技を使っていました。

立ち回りはある程度割り切る

私が実践している立ち回り時の意識を言語化することが難しいのですが
意識する行動を切り替えながら動き回ってます。

全ての行動を『見てから』対処しようとせずに、特定の行動に対して意識を割く時間を作る感じ

例えば、自分が中Kや飛び道具で牽制している時に、一瞬「今ジャンプしてくるかな?」と対空に意識を集中させて、跳んでこなかったら別の行動に移ります。

差し返しするときも、「あの技、振ってこないかな?」と一瞬待つ、こなかったら歩いて牽制技に切り替えるか、みたいな。

ちなみに差し返しに集中している時に、ジャンプやインパクトなど意識していない行動をされていると全く対応できませんが、今のところはそれでOKとしています。

全ての行動を見てから完璧に対応できるようになるよりも、特定の行動に意識を集中させてそれに対応する技術を磨く方が効果が出やすいと考えてますのでね。

見てから全対応は反射神経が全てですが、相手の行動の予測は相手との駆け引きが判断材料に加わりますので、ゲームの理解が深まるにつれて精度が向上していく可能性もありますよ。

運の悪いことに、意識を別のことに切り替えた瞬間に相手がその通りに動いてきたら、それはしゃあないで済ませてしまいましょう。一旦ね。

対空を狙う時間を作る

立ち回りに関係する重要な要素である、ジャンプ攻撃と対空です。

私がストⅤをやってた頃は相手に跳び込まれ続けて負けていましたが、そのおかげで今は意識していれば少し対空出来るようになってきました。
意識したのは対空を出すために、立ち回り中に対空を狙う時間を作ることです

対空が全く出なかった頃、私は相手との距離を詰めるのに必死で、地上の相手に意識を集中させていました。
なので急に跳びかかってきた相手に対応できず攻撃されてしまうことを繰り返していたんですね。

そこで『相手に飛び道具を含む牽制技をガードさせた時』と『相手を画面端に追い詰めた時』、対空だけに意識を集中させる時間をとることにしました。
そしたら意識している間は対空出来ることがちょっとずつ増えてきました。

ちなみに対空は通常技でもOKですよ。
ジャンプ攻撃をガードしてしまうか、(昇竜拳じゃなくても)対空出来るかはエラい違いですので。

置き技にドライブラッシュを仕込む

必殺技キャンセル可能な置き技(ルークでいう下中Pなど)を使う時にドライブラッシュを仕込んでおくとヒットしたらコンボヘ、ガードされていても攻めの起点を作ることが可能です。

置き技ラッシュ仕込みの入力は、置き技の全体フレームが終了するまでに前2回を入力すれば、置き技で相手に触った時だけドライブラッシュが発動します。
置き技を空振った後に前ステップが出ている場合は、前2回の入力タイミングが遅い可能性があります。

置き技ラッシュ仕込みは、倒しきりが狙える場面でも高い効果を発揮すると考えています。
相手の体力状況と自分のリソース(ドライブゲージやSAゲージ)量を確認して、「この技当たったら倒しきれるな」と把握できれば勝率が上がります。

置き技から取れるリターンのプレッシャーで、相手に窮屈な立ち回りを強いることができたり
相手が置き技ラッシュ仕込みを警戒していない場合、差し返しやジャンプをされない限り、比較的安全に大ダメージを与え続けられたりします。

ゴールド到達までは操作精度とゲームシステムの知識が勝率に大きく影響すると思われますので『置き技から大ダメージコンボに繋げられる』という知識と『置き技キャンセルラッシュからのコンボ』の技術を高めて対戦相手と差を付けましょう。

差し込みの踏み込み下段キャンセルドライブラッシュ

置き技ラッシュ仕込みと同じく、差し込みでもキャンセルドライブラッシュが強力
特に、下中Kが必殺技キャンセル可能なキャラクターで重要な技術です。

差し返しを狙って後ろに下がる相手に対して有効な『踏み込み下段攻撃』のリターンを向上させることができ、ヒットでコンボへ、ガードされても攻めの起点を作ることが可能です。

『差し込み』、『置き』、『差し返し』が関係する立ち回りの読みあいについてはプロゲーマーのりゅうせいさん投稿の動画を参考にしました。

ドライブラッシュで攻めに行く

相手にドライブインパクトとジャンプを警戒させて、相手の置き技が減ってきたらドライブパリィから発動できるドライブラッシュ(いわゆる『生ラッシュ』)で攻めに行きます。

ドライブラッシュから投げと打撃で相手の防御を揺さぶります

たまに跳ぶ

地上戦で相手の牽制が辛いときなどに。

全ての置き技に対して差し返すのは難しいので、一旦ジャンプで置き技にリスクを負わせます。

たまに前ステップする

前ステップから投げが届く距離ではドライブラッシュの代わりに前ステップから攻めに行くのもヨシ。

比較的簡単なドライブインパクト返しだけ頑張る

ここでいう『比較的簡単なドライブインパクト返し』とは、キャンセル可能な攻撃で相手のドライブインパクトを触った時のことを指します。

攻撃のヒットストップによって確認猶予が少し延長されるので、純粋な25Fの反応を求められる状況でのドライブインパクト返しよりは比較的に反応しやすいと感じています。

そのなかでも私の経験上遭遇率が高かった状況を紹介します。

インパクトを小技で触った時

近距離の相手を下弱Pや下弱Kで相手を突こうとして偶然インパクトに触った状況。
置き攻めの小技重ねや、相手の連係に対して割り込みを狙った小技で触ることが多いです。

ドライブインパクトは相手の攻撃を2発まで受け止めながら攻撃できるシステムなので、小技でドライブインパクトを触った時は、そのまま小技を連打して3発以上ヒットさせることが出来ればアーマーブレイクさせることもできますが……

ダメージ面を考えると小技を3発刻んでアーマーブレイクを狙うよりも、小技2発の間にドライブインパクトを確認してこちらもドライブインパクトで返せると良いでしょう。
こちらのリソースや体力状況を基に適切な判断を下すことが出来れば勝率が上がります。

注意点として、小技のヒット後すぐにドライブインパクトを入力しないとキャンセルが間に合わずに喰らってしまうことがあります。
インパクト返しは、とっさの反応を求められる状況なので小技キャンセルインパクトの入力にあらかじめ慣れておくとよいと思いますよ。

インパクトをジャンプ攻撃で触った時

相手がこちらのジャンプ攻撃を、ドライブインパクトのアーマーで受け止めた状況。

ドライブインパクトの『出始め』をジャンプ攻撃で触った場合は、着地してから『キャンセル可能な地上攻撃>ドライブインパクト』で返すことが出来ます
反応に余裕がある方は着地してすぐにドライブインパクトでも返せますし、場合によっては着地してから投げでもドライブインパクトに勝てることがあります。

ドライブインパクトの『終わり際』をジャンプ攻撃で触った場合は、着地後すぐにドライブインパクトボタンを押すことで返すことができます
稀にインパクトの終わり際にジャンプ攻撃がちょうど噛み合って返せないこともあります。

ドライブインパクトの確認タイミングですが、出始めを触った場合は『ジャンプ攻撃>地上攻撃の間』に行い、終わり際を触った場合は『ジャンプ中』に相手のドライブインパクトを確認します。

ジャンプ中に相手の動きを見ておくことはドライブインパクト返し以外でも役に立つ技術なので身につけられるといいですね。

インパクトを置き技ラッシュキャンセルで触った時

相手のドライブインパクトを、キャンセルドライブラッシュを仕込んだ置き技で触った状況。

攻撃のヒットストップとドライブラッシュの演出で確認猶予自体は十分ありますが、少し操作が忙しいです。

置き技にドライブラッシュ(素早く前2回入力)を仕込んで、インパクトを触っていたらすかさずドライブインパクトボタンを押すので、できればドライブインパクトボタンには常に指を添えておけると成功率が上がると思われます。

難点はドライブゲージを大量に消費してしまうところですね。
ドライブラッシュで3ブロック、ドライブインパクトで1ブロック消費して、合計4ブロック使うので、その後のコンボや立ち回りは計画的に行う必要がありますよ。

身の丈に合ったキャラ対策をする

私は、自分のキャラクターの動きが完璧でなくても、今の自分の腕前に応じたキャラ対策はやっても良いと考えてます。

例えば確定反撃とかですね。
代表的なのは下強K、いわゆる大足払いへの反撃は可能な限り行えると良いですが、相手キャラクターの下強Kのモーションに慣れていないと対戦中に安定して反撃をするのは難しいです。

本作には下強Kや飛び道具、一部の必殺技などリスクを負わせられないと対戦が成立しない可能性がある強力な技がありますので、それらに対しての確定反撃や簡単な対抗策を準備できると勝率が上がります。

相手のキャラクターの技を知ったりモーションに慣れるだけでも最初の対策として十分効果があると思いますので、無理のない範囲でやってみてくださいネ。
余裕のある方は対戦中に頻繁に使用される技の確定反撃を調べることもオススメですよ。

まとめ

ゴールドを目指すための考え方を長々と書いてきましたが、これらをシンプルに圧縮しますと
『簡単で強いコンボとその精度』と『どうやってコンボへ行くか』の技術を高めればゴールドへ到達できると考えてます。

本作はドライブインパクトやドライブラッシュの影響で、練習した強いコンボを対戦中に実践する機会が多いです。
従ってコンボのダメージ量が勝率に直結するのではないかと考えています。

特にゴールドランクまではプレイヤーのコンボの技術と、コンボヘ行ける状況や手段の知識量の差が大きく、その差が勝率に強く影響を及ぼしますので、まずはこれを意識してゲームを遊べるとランクを上げやすいでしょう。

また、コンボの技術とシステム理解に次いで、ドライブゲージやSAゲージなどのリソースの管理、倒しきりのコンボ判断、確定反撃を含むキャラクターの知識が重要であると思っています。
既にコンボの技術に長けている方は、これらの要素を伸ばしていくのをオススメします。

終わりに

対戦ありがとうございます。

インターネットにはダイアモンドやマスターやプロなどの上手すぎるプレイヤーの情報発信が多いですが、自分と実力の近いプレイヤーの情報があまり目立たなかったので、今回はゴールドなりの攻略情報を発信してみました。

対戦ゲームに関するコンテンツは始めたての初心者のための動画や、上手な人向けの攻略情報は割と存在するのですが、初級者から中級者が共感できるものが少ないように感じますね。

なので初中級者のプレイヤーの方々に気に入ってもらえるような記事を書いていきたいと思っておるのですが、今回の記事はいかがでしたでしょうか……?

知らない格ゲー用語や、知らない表記などがあって読みにくかったかもしれません。
しゃがみ中パンチを『2中P』や『下中P』と表したり、コンボを『下強P>強アッパー』と書くやつのことですね。
その数字とかアルファベットとか、不等号とかはどういう意味やねんと。

よろしければ記事のコメント欄にて、今回の記事を採点していただきたいです😊
質問や要望、ご感想もお待ちしております。

よろしくお願いいたします。

といったところで今回はここまで。
ご覧いただきありがとうございます。

愛をこめて。

ラン熊(ランクマ)より。

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