ティアーズオブザキングダムの感想
こんにちは、うすだいだい痩せモリブリンです。
体格が大きく体力が低い代わりに、攻撃力が低いです。
みなさん、ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムをもうクリアしましたか?
クリアタイムが探索にかける時間に大きく左右されるオープンワールドジャンルのゲームですが、メインストーリー中心にゲームを進めていれば意外と早くクリア出来たりしますよね。
そんな本作の私の現在までのプレイ時間ですが、なんと95時間を超えています。
すでに私の社会貢献活動の通算時間を超えていると言えます。
しかもマップ的には未探索のエリアが半分以上残っているので、まだまだ終わりそうにありません。
今年は『ARMORED CORE』と『Starfield』も控えているのですが、完全に間に合いません。
そしてクリアをしていないのでレビューも書けないという困った状況なので、今回は気分を変えてティアーズオブザキングダムを途中までプレイした感想を記していきたいと思います。
ストーリーの核心などには言及しませんが、ちょいネタバレを含みますのでお気を付けください。
遊びが先、お話が後
レビュアーとしての自覚が芽生えてきたことがそうさせたのか、開幕から制作側の事情みたいなことを考えながらプレイしていました。
そこで気が付いたのですが、やはり本作も任天堂の作品。
遊びの要素が先に開発されており、その後に辻褄が合うような物語が考えられているように見えます。
特にそれを強く感じたのは、ゲーム序盤の物語の展開で『瘴気の影響で金属製の武器が朽ちてしまった』という部分。
物と物をくっつけて遊ぶという本作のメインともいえるアクションを活かすために、もともと使っていた金属製の武器が朽ちてしまったので、自分たちで工夫して武器を自作する必要が生まれたという展開が考えられたのでしょう。
あとはゼルダが失踪してしまい、彼女を捜索する必要があるという物語も非常に良いと思います。
ゼルダの捜索が目的なのでリンク(プレイヤー)が寄り道して冒険していても、メインストーリーの進行を遅らせているという罪悪感がないわけですわな。だってそこに居るかもしれへんから。
以前、私はオープンワールドのゲームは物語とのズレを生じる可能性が高いという内容の記事を書きましたが、ティアーズオブザキングダムの物語は、遊びである探索がそのまま物語の目的と噛み合っているという素晴らしいものであると感じました。
カバンダの看板お手伝いが面白すぎる
フィールド上にエノキダ工務店の看板を持ってじっと立っているカバンダくんのお手伝いがめっちゃ面白いです。
カバンダくんが支えている看板を、彼の支え無しで自立できるように周りの素材を組み合わせたりして手伝うのですが、地形の傾きや看板の形、近くにある素材の違いなどによってその都度アドリブで立て方を考える必要がある(ように感じる)のがすごく楽しい。
無難に作ることに慣れてきたらあえて少ない材料や難しい形などを作って支えてみてもいいので飽きることを知りません。
もし何年もかけてようやく発売されたティアーズオブザキングダムが、これをするだけのゲームでも怒らなかったかもしれません。
冗談です。盛りました。
祠パズルが面白すぎる
無機質な部屋で、リンクの右手の能力を活かしたパズル(ちょうどいい難しさ)を解いていくのが滅茶苦茶楽しい。
プレイ感は、さながら『Portal』のようでした。
私にとっては一度ゲームをやめて休憩時間を取らないと解法を閃かない問題から、物体の性質を活用する物理の授業のようなパズルまで様々存在するので本当に楽しいです。
右手の能力と物体の性質の組み合わせで、これだけたくさんの遊びが生まれるのだ、と内なるずんだもんが呼び覚まされるような、体験でしたとさ。いーちこたーちこ。おしまい。
【ネタバレ】の神殿の演出に【ネタバレ】肌が立った
メインストーリー上で訪れる風の神殿、映像と音楽の組み合わせで異常な迫力を感じました。
しかも挿入されるムービーではなくゲームプレイ画面で、だぜ。ゆっくり霊夢。
リトの村を救うために、ハイラル平原を歩いてるときから気になってた、「一生分のホコリ集めました」みたいな超でかい大雲の中へ突入調査へ行くんですけど、中心に近づいていくにつれて迫力を増す音楽が緊張感を高めるんですよね。
そして最大限近寄って、いよいよ雲の真上へ、という状況で
フッ……と止む音楽。そして目の前には大雲海。
え!?
A CINEMA(映画)!?
ムービーではなく自分で動かしているゲーム画面でそれが演出されたもんだから、それはそれはすごい感動でした。
それから風の神殿に向かって落下していくときの音楽よ。
『絶対に救ってやる』、と行列のできる法律相談所の逆みたいな気分でした。
ボス戦の演出もヤバすぎましたけどね。
クソデカいボスが足元から迫ってくるアレ。音楽の効果もあって、ちょっと泣いた。
執事ゴーレム、かわいすぎ
丁寧な言葉遣いとか、キノコか木の実集めてる仕草とか、貰った服を着て会いに行ったら『よくお似合いです』って言ってくれたりとか……
もぉ~~~かわいすぎか~~~~~~~?😊
と、取り乱しております。
ゾナニウムを一生懸命採掘したり、炉で溶かしたりして作業してるのも
かわいいね。
人(NPC)、めっちゃ多い
NPC達のサブイベントや、イベントにならないような小さい出来事を把握するために、出会う人物とその情報を逐一メモしているのですが、めっっっっちゃくちゃ人が多い。
そのため新しい集落に行くたびに名簿作りの時間を取っています。
名簿作ってると面白いことに気が付いたりしますよ。
リト族の名前はテバやサキ、チューリ、ハーツ、ゲンコなど鶏料理の名前が使われていたり、ゴロン族の名前はユン坊やブルドー、トカチン、ボイコン、ピッケなど工事現場で使われる物の名前が多かったりとかですね。
それにしても名前が付いた、性格の違う人が多い。
種族によって価値観が違ったりするのも細かくて好き。
多様性。多様性。
以上、一旦こんな感じです。
まだゾーラ族もゲルド族も会いに行ってないし、マスターソードも手に入れてないしで終わる気配がありません。
クリアしてから長文ドカンじゃなくて、小出しにしていく感じで投稿しようかと思います。
といったところで今回はここまで。
ご覧いただきありがとうございます。
チェッキー🤘
プルアの伝説より。敬具。
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