【ネタバレなし】ARMORED CORE™ Ⅵ FIRES OF RUBICON™の感想

感想

『ARMORED CORE Ⅵ』の感想

こんにちは、アーマードブロガーです。
『戦闘能力は控えめだが、キーボードのタイピングにおいては一日の長あり』と言われています。

皆さん、『ARMORED CORE Ⅵ』遊んでますか。
人によっては10年待ち望んだアーマードコアシリーズの新作で、シリーズ初プレイの私としても発売を楽しみにしておりました。

そこで今回は本作のレビュー、ではなく感想を述べてゆきます。
なぜなら嫌なところが1つもなかったからです。完成されています。

序盤からフロム信者もいいとこな言動ですが、感想に参ります。

SEKIROを思わせる戦闘システム

ARMORED CORE™ Ⅵ FIRES OF RUBICON™

本作の『ACS負荷ゲージ』および『スタッガー状態』の2つの戦闘システムがとても楽しかったです。

感覚的にはSEKIROの『体幹ゲージ』と『忍殺』に共通する遊びのような気がしてます。
体力とは別の体幹ゲージがあり、攻撃を加えてゲージを溜めて、最大まで溜めると姿勢を崩すのでそこへ強力な一撃を叩き込むという遊びです。

私はSEKIROの戦闘が、全ゲームの戦闘の中で最も楽しかったので『ARMORED CORE』の解釈でSEKIROに共通する遊びを体験出来てとても嬉しいのです。

簡単操作でめちゃくちゃ派手なアクション

『ARMORED CORE』と言えば『AC持ち』と呼ばれる、コントローラーを背面持ちするという独特にもほどがある操作方法があると噂されるシリーズです。

そんなわけで私は本作の発売を楽しみにしながらも、もしかしたら操作が難し過ぎて楽しめるようになるまで時間がかかるかもしれないと心配していたのですが……
そんなことは杞憂もいいとこでした。かなり簡単操作です。

同時押しが必要な複雑なコマンドが少なく、大体はボタン1つに役割1つで直感的に遊ぶことが出来て、射撃はオートロックなので自動で相手の方に弾がとぶのでシューティングが苦手でも何不自由なく遊べます。

それでいて画面の機体やエフェクトはEDMのフェスぐらい派手かつ高速で動き回るため、なんとなくガチャガチャ動かしているだけでも画面は限界までカッコいい状態が戦闘終了まで続くので、はっきり最高です。

操作は簡単ではありますが戦闘が浅いというわけではなく、先ほどの『ACS負荷』であったり『スタッガー』を引き起こした相手へ追撃するための残弾やクールダウンの管理、回避や接近のためのQB(クイックブースト)に使用するエネルギーの管理、相手の攻撃への対応など、操作よりも判断が重要なゲーム性となっているように感じました。

なので『分かっているけど操作が難しくて出来ない』というストレスを感じることなく遊べたので最高でした。

機体のカスタマイズが楽しい

『ARMORED CORE』と言って真っ先に思い浮かぶ遊びが、機体のカスタマイズ(アセンブル)ですよね。

これはもう話に聞いていた通りめっちゃ楽しかったです。
自分の実現したい戦闘スタイルに適した武器とパーツを選んで、自分好みの機体を組み上げるっていうやつですね。

それだけでも楽しかったのですが、さらに私が驚いたのは組み上げた機体にペイントやデカール(ステッカーとかシールみたいな具合)を施すことが出来るということです。
しかもパーツごとに細かく色を設定可能だったりして。

これにはプラモデルなどの塗装経験がない私も『やるしかあるまい』と、勘であれこれと色の組み合わせを探してみるわけですが……
これが悶絶するほど楽しいわけですわな!ガハハw

完全に好みど真ん中祭り{そういうのがあるらしい(予測変換に出てきた)}の色構成を見つけた時は思わず天を仰ぎ、大きく息を吸って小さく吐き、FROMSOFTWARE本社の方角へ向かって深く礼をし、そのまま眠るように息を引き取ったものです。

さらにデカールでは自分で記号を組み合わせて作った画像や模様を機体へ貼り付けることが出来るので、こだわろうと思えば想像力の限りこだわり続けられるので、ロボットやメカ、機械などが好きな方はもちろん、少しでもロボットとかが気になっている方の入門としてもかなりオススメできます
私がそうだったので。

爽快感と達成感の良いバランス

本作のミッションには大まかに分けて2つのパートがありまして、一方は簡単に倒せる敵機を次々と倒して進むという爽快感を伴うもの
もう一方はめちゃ強いボスに立ち向かう挑戦を求められるという達成感を伴うものです。

これのバランスが良かったので、『敵を倒して進む』というシンプルな遊びでもクリアするまで飽きることなく遊び続けられました。

しかもあれなんですよね、ステージを攻略中、頻繁に無線が聞こえるんですけど、すごい勢いで敵を倒して進むプレイヤーに対して驚いている声や、褒めてくれる人がいるおかげで本当に気分がいいんですよね。

ちょうど桜井さんの動画で『ゲームはプレイヤーを褒めましょうね』と仰っていたのを思い出しました。

本作の大人向けの雰囲気でも、しっかり褒めてくれるなどしてプレイヤーをいい気分にしてくれるのは、大変うれしく思います。

ストーリーはノリでも楽しめる

歴代のアーマードコアシリーズを少しも知らない私ですが、本作のストーリーはしっかり楽しめました。

私は考察をするほど深くストーリーや世界のことを理解しているわけではありませんが、登場人物や勢力の目的や思惑は分かりやすく、ノリでも十分楽しめたので話が難しそうという心配は無用でしたヨ。

ちょうどいいボリューム

本作のストーリーモードクリアまで40時間弱あそぶことができました。
これは本当にちょうどいいボリュームだと感じています。

ゲームのボリュームは大きい(多い?)程よいと思われがちですが、私はそのゲームの楽しさのピークをちょっとだけ過ぎたあたりですっきり終わるのが最も好きです。

例を挙げるとゲーム進行に伴って解放される新要素が全て揃って、少しあってラスボスとかエンディングとかが望ましい感じ。

出来ることが全部揃ってからも何十時間とストーリーが続くゲームは、よっぽどストーリーに興味を惹かれていないと『早く結末が見たい』という個人的にはちょっとネガティブよりなモチベでゲームを『片付けて』しまうことがあります。
食事を美味しく食べられるフェーズから、全て食べ終えるためのフェーズに移行するあの感覚。

その点において本作は楽しさのピークで終盤の山場が来て、最後畳みかけて終わるのでめっちゃスッキリとした気分でした。
なんなら勢い余って2週目もやっちゃうよン、というぐらい慣性が付いたままエンディングを迎えられます。

オンライン対戦も楽しい

これねえ、すごいっすよ。
何かって言うと、1人用モードのノリで対人戦ができます。

ストーリーモードの中ボス戦やアリーナモードで、CPUが操作するAC(そういう機体の種類)と戦うことがあるんですが、オンライン対戦がそれの遊び心地とほとんどズレないんですよね。
1人用を攻略するときに使っていた戦法とかプランが、対人戦でそのまま使える。

だから本当にボス戦やってる気分でオンライン対戦できます。
違うのは相手がこちらの動きに応じて戦法をリアルタイムで変えてくることとか。

いや、まだあれですわ。
知人とセオリーを全く知らない者同士で1v1の対戦しかやったことないので、ちょい浅いことを言っているかもしれませんけど。

でもこれ本当にすごいと感じた。
良いことなのか悪いことなのか、人によって感じ方は違うでしょうけど。

私はそれが楽しかったのでご紹介しました。
しましてん。

感想は以上です。

おわりに

621、戻って休め(お疲れ様です)。

余談をお聞きください。
私はゲームを購入した直後はキーボードとマウスで本作をプレイしていたのですが、知人に『コントローラーの振動がゲームの臨場感を増す』と教えてもらったので、途中からコントローラーで遊んでました。

そしたら本当に臨場感が増しますね。(純粋)

自分の機体が着地した時のズン、とくる衝撃がコントローラーを通して伝わるようです。
私は20年以上ゲームをプレイしてきて、この時初めてゲームの開発チームの中に『振動デザイナー』が居るということに気が付きました。

もしこの記事を読んでいらっしゃいましたら、心から感謝いたします。
いつもありがとうございます。

皆さんは『ARMORED CORE Ⅵ FIRES OF RUBICON』についてどうお考えでしょうか?
聞くところによればスタッガーシステムはカスタマイズの幅を狭めているとされていたり、収録されているパーツが少ないとされている本作ですが、皆さんの感想を聞いてみたいです。

よろしければコメント欄に本作の感想などお書きいただければ幸いです。

といったところで今回はここまで。
ご覧いただきありがとうございます。

愛をこめて。

ランク圏外より。

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